メディア&エンターテイメント

メディア&エンターテイメント企業は、コンテンツを制作し、ケーブルもしくは放送媒体を介してコンテンツを配信する権利を取得する。かかるコンテンツには、エンターテインメント番組、ニュース、音楽、および子供向けのの番組が含まれる。この業界の企業は、書籍、新聞、および定期刊行物の出版、ならびに放送ラジオおよび地方テレビ番組の公開も行う。

関連問題 (三 の 二十六)

いくつかの問題がグレーアウト表示されている理由 SASB基準は産業内の異なる持続可能性リスクと機会により産業ごとに異なります。灰色で示されている問題は基準設定プロセスの際、企業価値に影響を与える可能性が最も高いものとして認識されなかったため、基準には含まれていません。時とともにSASB基準理事会が市場のフィードバックを受け取るにつれ、いくつかの問題が基準に追加され、あるいは 基準から削除されることがあります。各会社は、持続可能性問題がその会社の企業価値を作り出す能力に影響するかどうかにつき、自ら決定します。この基準は産業内の典型的な会社を対象として設計されていますが、それぞれの会社は、各社独自のビジネスモデルに基づき異なる持続可能性問題について報告することを選択できます。

開示トピック

一般問題カテゴリと開示トピックの関係はどのようなものですか? 一般問題カテゴリは、各SASB基準に出てくる開示トピックの産業非依存性版です。開示トピックは、一般問題カテゴリの産業特異的な影響を表しています。産業特異的開示トピックは、各SASB基準が産業に合ったものであるようにし、一方一般問題カテゴリは産業全体に渡る比較ができるようにします。例えば、健康と栄養はノンアルコール飲料産業における開示トピックで、顧客福祉という一般的問題に対する産業特異的対策を表しています。しかし、顧客福祉という問題は、バイオテクノロジー・医薬品産業では、偽薬開示トピックとして表されます。
一般問題カテゴリ
(産業非依存性)

開示トピック (産業特異的) に対し: メディア&エンターテイメント

顧客の福祉
  • メディアの多元主義

    メディアの多元主義、すなわち、放送という意味での多様性は、外的多元主義および内的多元主義を含む。外的多元主義は、メディアの所有、独立論説委員会、チャンネル、タイトル、または番組をいう。内的多元主義は、メディアコンテンツにおいて表現される社会的、人種/民族的、および政治的多様性をいう。メディアおよびエンターテインメント企業は、スクリーン上および非スクリーン上の多様性を維持し、かつ、論説委員会および論説番組の独立性を守ることによって、多元主義を担保することができる。
販売慣行と製品のラベリング
  • ジャーナリズムの誠実性およびスポンサーシップアイデンティフィケーション

    視聴者/読者は、最新の出来事に関する正確かつ適時の情報を得るにあたって、ジャーナリストを信頼している。ジャーナリズムの原則には、正確性、公平性、危害の最小化、独立性、説明責任、および透明性が含まれる。これらの原則の不遵守は、当該ジャーナリストの信頼性のみならず、これらのマテリアルの出版または放送について責任を負う企業の信頼性にも影響を及ぼす可能性がある。スポンサーシップおよび支援の開示をめぐる規制の進化に伴って、ジャーナリズムおよびエンターテインメントコンテンツにとって、透明性が重要になる。
競争行動
  • 知的財産保護およびメディアの海賊行為

    この業界の企業は、収益を生み出すために知的財産(IP)に依存している。しかしながら、IP保護が企業のビジネスモデルに固有のものである一方で、強力なIP保護は、時として社会の利益と相反する可能性がある。IP保護の支持者は、イノベーションを推進するものとしてのIP保護の重要性を強く主張する。反対者は、所有権の譲渡が、独占事業の創出を可能にすることにより、イノベーションと競争を阻止する可能性があると主張する。この業界の最善の努力にもかかわらず、メディアの海賊行為が蔓延しており、企業は、自社のIP権を保護および執行にかなりの資源をつぎ込んでいる。メディアおよびエンターテインメント企業は、それ故、自社の知的財産の保護と、メディアの利用の確保および公平な使用の実現とのバランスを取らなければならない。

産業を4つまで選択

現在の 産業を:
メディア&エンターテイメント
サービスセクター
消費財セクター
採掘・鉱物加工セクター
財務情報セクター
食品・飲料セクター
ヘルスケアセクター
インフラストラクチャーセクター
再生可能資源と代替エネルギー セクター
資源の変換セクター
テクノロジー&コミュニケーションセクター
運輸セクター